2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

身の丈発言から教育改革を考える

10月24日、BSフジの番組で、萩生田文科相は英語民間試験の利用で不公平感について問われたところ、次のように発言しました。 「それを言ったら『あいつ予備校通っていてずるいよな』というのと同じ」 「裕福な家庭の子が回数受けてウォーミングアップできる…

長寿祝い

先日、父親の長寿の祝いをした。孫を含めて8人でお祝いをしたが、いつまでも元気でいてもらいたいものだ。しかし、杖を使いながらころばないようにゆっくり歩いている姿を見ると、寄る年波には勝てないなとつくづく思う。 退職後は、ボーリングをしたり、俳句…

ジョーカー【ネタバレ】

こんなにも心が苦しくなる映画があるだろうか?本作は傑作である、しかし、決して心が豊かになったり、幸せな気分になったりする映画ではない。見終わったあと、暗くなった街を一人でずっと歩いていたくなるような映画だ。 この映画を一言で言うなら、世界の中…

ガタカ 

大学時代、あまりにも暇すぎてよく映画を見ていた。場末の映画館で3本立てなんてのもよく見に行き、見終わって外に出るとあたりは暗くなっていたということもよくあった。そして、レンタルビデオが隆盛期を迎えていたので、何本も借りてよく見たものだった。…

新聞各社に一言

三連休に日本列島をおそった台風19号は現時点で70名以上の死者を出す大きな被害をもたらしました。刻一刻と死者数が増えていくニュースを見て、台風の脅威を改めて感じました。幸いにして、自分の住んでいる地域では、屋根の瓦が飛んだくらいで済みましたが…

白い衝動 

「白い衝動」という小説を読んだ。殺人衝動に駆られた少年と、かつて同じような衝動を持っていたスクールカウンセラーという二人の前に、残忍な性犯罪者が出所してくるという話だが、少し冗長であった。しかし、多くの会話を通して、登場人物の人物象を浮き上…

朝日新聞インタビュー

またまた、朝日新聞ネタである。昨日の大浦信行さんインタビュー記事がおもしろかった。 大浦信行さんの映像作品「遠近を抱えて Part2」も、作中で「天皇の肖像を焼いた」と抗議の対象になっている。天皇と表現をめぐり30年以上も格闘してきた大浦さ…

脳は無理矢理こじつける

ヘんてこに見える形質を持った生き物について、どうしてそんなヘんてこな形質なのかと問われると、生きていくためには機能的にそういった形質が必要だからだろうと考えて答えを探しがちです、もちろん、「こんな形質を持っているから生きている」生物も数多…

Rain SEKAINOOWARI

Were all the year one constant sunshine, We should have no flowers. 17世紀英国の詩人、ヘンリー・ヴォーン 今日の朝日新聞 「折々のうた」より 朝日新聞の政治スタンスは基本的に好きではないが、文化面では大いに参考になる。まあ、知ったかぶりが多…

1ミリの後悔もない、はずがない。

後悔だらけの中年男にとっては、「1ミリの後悔もない、はずがない」という言葉さえ新鮮だった。1ミリどころか1メートルくらいの後悔を抱えて生きているので・・・。「あのとき、あんな事を言わなければ・・・」 「あそこで、頼んでいたら・・・」 「もっと、…

成長というのは終わりのないプロセスである

人は少しずつしか成長しない。「大人」ならわかっているはずだが、我々は自分の才能および欠点とどう付き合っていくのか、人生を通じて悩み、学んでいくのだ。成長というのは終わりのないプロセスである。また、いくら成長しても、まったく違う人間になれる…