新型コロナ「正しく恐れる」レジュメ

新型コロナ「正しく恐れる」問題の本質は何か  西村秀一

 

本当の専門家?が書いた本であり、説得力がある。

 

○リスクコミュニケーションの失敗
  政府、マスコミ、自称“専門家”が国民に対して過度にならない、適切なリスクを発信し、共有することに失敗している。そして、誤解を招くような情報がどういった反応を引き起こすかに対してあまりに無責任である。

原因
 情報の隠蔽といわれることを恐れて、情報を吟味せず垂れ流している。
 視聴率を上げるために、インパクトの強い情報のみを垂れ流している。
 とりあえず、最悪のことを言っておけば、判断が間違ったときにも批判が少ない。 
 ⇒その結果、国民は過剰な反応、ヒステリックな反応をする。
  小さな安心を優先して、大きな安全を犠牲にしてしまう。


 変異株について騒ぎすぎ!  

     変異株を分類したところで意味はない。対策は同じ
 毎日の感染者数に騒ぎすぎ! 

     一週間ごとの平均で全体の様子を見るべき、日の変動などを見ても

     そもそも1,2週間前の感染状況なので意味はない。

○インフルエンザとの違い
現時点では新型コロナはインフルより怖い。
⇒子どもにはほとんど風邪と同じレベルであるが、血栓ができるので、中高年は危険
インフルエンザワクチンより副反応が強いのはあたりまえ。
 ⇒未知のウイルスに対応するために、ワクチンの効果を強くしてい

○本来、専門家は、「~をしてはダメ」と同様に「~はしても大丈夫」と言うべき。
 本当の意味の専門家がいないことが原因。

 

こういった声が少しでも届けばいいのに。